ナショ文字(ナショナル体)


ナショ文字をご存知でしょうか、ナショ文字とは1937年から1987年まで松下電器産業(現・パナソニック)のロゴ用の書体として制定されていた書体です。ナショナル体とも呼ばれていました。1937年に生まれたという事は今年で80年ですよね。感慨深く思います。

この書体は松下電器だけでなく、いろいろな会社や人が真似てロゴにしていたと記憶しています。

ゲーム会社ナムコの全身である中村製作所や、関西のパルナス、クレージーキャッツのビデオやCD、電気グルーヴ、明和電機のロゴ等。

フリーフォントでも、C.M. BreakNationalyzeAstroZ-KatakanaGD-ノスタルマシーンズJA-OTFTowerGothic KTアトミック851レトロゴFGカワイイ『続・和文フリーフォント集』に収録)等がナショフォントに影響を受け、独自の解釈で作られているとみうけられます。


【追記】 上の記事を書いた後、私自身も、クレージーキャッツのビデオやLDのナショ文字風書体を参考に、「ナイショ文字」というフリーフォントをつくりました。