しっぽりアンチック



ネーム組み見本PDFファイル

※関西のクリエイター交流会で知り合った大阪の漫画制作会社「画屋(かくや)」さんに、漫画用のフォントを作っているとお話したら、わざわざネームの組見本を作っていただけました。この漫画は転載自由とのことですのでご自由にお使いください。





しっぽりアンチックは、大正時代の築地体をもとにして作った「しっぽり明朝」をベースに肉太にして粘りを効かせた仮名と源石ゴシックの漢字を組み合わせた、コミック・漫画の台詞や絵本の文に最適なフリーフォントです。

同人誌、コミック、漫画や絵本を作られている方に、伝統ある活字をもとにした筆文字感のある正統派アンチック体を極力制限なく使って貰おうという目的で作りました。

ver2.00では、濁点仮名の追加、基本ASCII+Laten-1文字の追加、漢字はSILライセンスの源石ゴシックの漢字を収録しました。

当初しっぽり明朝の見出し用バージョンを作ろうと思っていましたが、パスのオフセット機能で太らせていたらアンチック体になってしまったので、気が変わってアンチック体を作ることにしました。



漢字としっぽりアンチックB1について

漢字のみSILライセンスの源石ゴシック(同じくSILライセンスの源ノ角ゴシックの派生フォント。)を収録しています。
しっぽりアンチックB1という、文字のエッジがさらにボケているヴァージョンも制作しています。



V2から濁点仮名を収録

濁点喘ぎ(汗喘ぎ/汗濁喘ぎ/濁音喘ぎ)ができる。ハートマークにも濁点がついています。
しっぽり明朝、しっぽり明朝B1、モッチーポップ、源暎こぶり明朝、源暎ちくご明朝とも互換性のある実装となっておりフォント切り替え可能です。堂捺 餡さんが作られた「しっぽり明朝ほか外字簡単入力ツール」で簡単にコピペ入力できます。



SIL Open Font License Version 1.1ライセンスについて

・個人利用・商用利用にかかわらずどなたでも無料でお使いいただけます。

・ゲームやアプリなどへの組み込みやwebフォントとしての利用も可能です。

・このフォントを使用し、派生フォントを作ることもできます。
 ただし、配布の際はSIL Open Font Licenseに基づいてリリースする必要があります。

・SILライセンスについて詳しくはライセンス原文日本語サイトまたは同梱の「OFL.txt」(英語)をご確認ください。


字形サンプル

《更新履歴》

Ver 2.001 (2021.11.12)
Glyphsで1から作り直しました。グリフのパスを全て見直しました。濁点仮名を追加。基本ASCII+Laten-1文字を追加。漢字はSILライセンスの源石ゴシックのものを収録しました。

Ver 1.100 (2019.1.24)
一部アプリで三点リーダが欧文用に変更されてしまう問題と合字設定の不具合を修正しました。

Ver 1.001 (2017.1.16)
小文字横書き用の「ゥ」に不要な小さなパスがあったのを修正。

Ver 1.000 (2017.12.17)
初回リリース。