明朝体研究


私は、数年前から日本のやゴシック体はどのようにして誕生したのかという歴史や、好きな明朝体のルーツを調べたり研究しています。

▼今から10年前に「築地体の百二十年」(司会:府川充男さん、鳥海修さん、講師:小宮山博史さん、岡澤慶秀さん) というセミナーが行われており、受講されていた方がその内容を詳細にまとめたブログ(現在非公開)
https://web.archive.org/web/20041208131109/http://d.hatena.ne.jp/mashco/20040630

ここに岩田明朝(イワタオールド明朝)は「築地7pt活字をベースにした気がする。」と岡澤慶秀さんがお話されていたと書かれているが、いつの日か実際の築地7pt活字を見てみたい。岩田明朝と見比べてみたい。

追記(2017.5.6):先日、文字のイベントでイワタでフォントを作られている方と飲み会の席でお話したときに、岩田明朝は何がルーツかというお話になり「秀英舎の書体じゃなかったかなあ」との事。真相は未だ確認が出来ていません。

追記(2017.7.15)有名な出版デザイナーの大熊肇さんから、「イワタオールドは秀英(大日本印刷)の8ポイントが元です。秀英の8ポイントは築地の正体新聞明朝が元だとおもわれます。ポイントはどれかわかりませんが。」との情報を頂きました。大変感動しています。ありがとうございました。ちなみに大日本印刷の8ポイントは大熊さんのブログで見ることができます。